京都栂ノ尾
京都の高山寺というところにいってみませんか。というお話を聞いて、♪きょうとぉーとがのおこうざんじぃー♪という歌を思い出しました。デュークエイセスの女ひとりという曲だそうです。失敗だらけの中年女ふたりの珍道中でした。
おとぼけ その1 何日も前から小さい子供の遠足のように傘やレインコートまで用意して、ネットで地図や時間まで調べていたのに、肝心の携帯電話を忘れてしまいました。幸い公衆電話があったので、留守電に伝言を残しました。
おとぼけ その2 特急列車に乗ったら目的の駅にとまらずに終着駅までいってしまって、急行で少しだけ引き返しました。
おとぼけ その3 栂ノ尾行きというバスがあるはずだけれどと待っていたら、周山行きというバスがやってきました。運転手さんのどこにいかれるのですかという声がスピーカーから聞こえてくるのに、どこにマイクがあるのかわからず、あいたドアに向かって「栂ノ尾いきますか」と大きな声をだしたら、座っていたお客さんがいくよと手招きしてくれました。 大宮から栂ノ尾までJRバスで40分、500円でした。
おとぼけ その4 森々とした山の空気を一杯吸って、有名な鳥獣戯画の巻物を拝見したりきつつきが落とすおがくずを木漏れ日越しにながめたりして、ぽかぽかした縁側でのんびりしてもまだ時間がたっぷりあったので、哲学の道にいこうということになりました。いったん河原町までもどり銀閣寺行きのバスを待っていました。でもつぎから次へと銀閣寺行きのバスが目の前を通り過ぎます。ようやく気がついたのは京都バスと京都市バスは別のものだということでした。50メートルぐらいのバス停を息切れするほどダッシュしてなんとか乗車できました。
おとぼけ その5 桜のつぼみがまだ固い小道を満開のトンネルを想像しながら散策し、法然院というところの山門をくぐって鶯の鳴き声を楽しみ、帰りのバスを待っていたときのこと。たまたま隣に座っていたご婦人にどこからこれれたのと話しかけられ、どこへ行くのという話になり、私鉄の駅までというと、それなら反対側のバス停で待ってなければと教えてくれました。もう少しでぐるっと遠回りのバスにのるところでした。
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