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2007年5月 4日 (金)

からすのご挨拶

田植え真っ盛りの田んぼでの出来事です。カラスは田んぼに人がくると、お弁当やおやつなど、おいしいものをもってくることを知っているのだそうです。食べ物はよほど厳重に管理しないと隙をみて食べられてしまうのだとか。そういいながらみんなで田んぼに入っていると、案の定カラスがやってきて、シートを上手にめくりあげて、袋に入ったスティックパンをさらっていきました。小川の向こう側に持っていって袋からだし、まずは1本をくわえて、ゴルフ場のほうへ飛んでいきました。しばらくするとまたやってきて、今度はなんとか2本加えようと苦戦しています。なんとか横に2本くわえると、あれれっ、こちらに飛んできます。で、人間様に「ご馳走様」と挨拶するかのように口にくわえたパンをみせると、くるっとまわって、またゴルフ場のほうへ飛んでいきました。まあ、なんとお行儀のよいカラスなんでしょうと一同唖然と見送りました。

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コメント

 烏はとっても賢くて、以外と獰猛です。
 前職の本社の前の木に烏が巣を作りました。
 ひよこの声が聞こえるので歩いている人が見上げます。
 長い間立ち止まった人に限って烏が襲います。
 頭上すれすれに低空飛行するのです。

 天草の牛深にいるときのことです。
 ウミヘビを釣ったことがあります。
 噛まれてはいけないので仕掛けごと切って、 後ろの広場へ放り投げました。
 ウミヘビが弱った頃を見計らって、始末をしようと振り返ったら、面白い光景を見ました。
 数羽のトンビがウミヘビをつついています。
 その周りを烏がカーカーと鳴きながら歩いています。
 やがて、烏が近づくとトンビは逃げていってしまいました。
 動いていたウミヘビも完全に死んでいました。 
 烏はゆっくりウミヘビを食べ始めました。
 
 <トンビの空中戦と墜落>
 これは別の話です。
 牛深の港にはトンビが沢山います。
 彼らの狙いは魚のおこぼれです。
 魚の処理工場から沢山の残滓(内蔵)が出ます。
 これを処理工場へ持っていくためにトラックに乗せるのですが、少しこぼれることがあります。
 これを狙ってトンビが舞い降りて来て取って逃げます。
 これは目の覚めるような見事な動きで、上空を舞っているトンビが急降下してきて地面すれすれのところで(見ていると、一瞬「あっ、ぶっつかった」と思います。)獲物を掴んだ瞬間、急上昇するのです。
 一つの獲物を沢山のトンビが狙いますが早い者勝ちです。
 時々直前で取り合いになることがあります。
 その時はお互いに衝突しないようにサッとかわして飛び去ります。
 これを一瞬のうちに地面すれすれで行うので、かわし切れず地面に激突する事があります。即死です。
 極限の生存競争です。
 
 
 
 
 

投稿: K.Ohara | 2007年5月 5日 (土) 08時18分

お話を読ませていただいて、うのめたかのめという言葉を思い出しました。人間だけに知恵があるなんてうぬぼれてはいけませんねえ。

投稿: | 2007年5月 5日 (土) 17時59分

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