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2007年7月 1日 (日)

リフレーミング

図書館で借りてきた植西聡という人の本。軽いハウツーものかと時間つぶしに読もうと借りてきたのに、心理学では・・・などという言葉があって引き込まれてしまいました。紀伊国屋書店のサイトで検索すると148冊もでてきてびっくり。まず最初に人生の目的は人を喜ばせることというのがありました。そのために人を励まそうというのです。励ますことによって、人に喜ばれ、自分が人の役に立てたという自信にもつながると。おこっている物事は一つでも見方には2通りあると。人は自分の作り上げた枠組み、フレームの中でしか物事を見ないけれど、悩んでいる人のそのフレームをこわしてやる、リフレーミングして、別の見方を提供してやるということのようです。ストレスを感じにくい人(ストレス耐性が高い人)というのはくよくよせずに自分は自分、他人は他人という考え方のできる人だそうです。日ごろから自分なりのストレス解消法を用意しておき、一日のイライラはその日のうちにリセットしましょうとおっしゃいます。忘れ物や小さなミスで悩んでおられる人には「視野が広くて大きな失敗はしない、おおらかで明るい性格は職場の雰囲気をよくしているのだからあまり気にしないほうがいいわ」とアドバスすればいいとか。私は小さなミスや忘れ物はしょっちゅうでしかもおおらかで明るい性格でもないし、ほんとに自分になんて声をかけてやればいいのやら。たちの悪い顧客に悩まされている営業マンには「たとえ顧客といえどもすべての無理を聞く必要はないのだから、自分の意見はきちんとのべたほうがいいよ」、何もかもうまくいかないと悩んでいる人には「今はステップアップのとき、ここを踏ん張れればかならず成長できるのだからベストをつくしてみたらどうかな」とアドバイスしようというところなど参考になるところも多くありました。まずは自分にアドバイスを。くよくよしかけたら、こういう見方もあるのではないかと自分にアドバイスしてやりたいなと思います。できるかなあ。娘は大学をでて就職したときから独立して一人暮らししたいといっていたのですけれど、家をでるのは結婚のときと勝手に思っていました。でも、主人が帰ってきたのでもうそろそろ母親の心配もないとおもったのか、通勤定期の切れる10月ごろから職場の近くに住みたいようなことをぽろっともらしました。息子、主人、義父との男ばかりと生活するのは気が重いですが、娘はもう4年も自宅から通勤したのだし、ここらあたりでそろそろ結婚生活の予行演習をするのもいいかなとは思います。頭でわかっていてもなかなか本当には納得できないし、リフレーミングは難しいです。

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