信州旅行二日目
二日目は長野県で一番古い西洋建築の旧司祭館から。こじんまりとした二階建てながら天井の高い窓の大きな建物は当時の人にとって驚きや憧れの建物だったことでしょう。
次はお隣にある旧開智学校。日本で一番最初にできた西洋風建築の小学校だとか。寺子屋からいきなりこの校舎、信州の人の子供たちに対する教育の熱心さを感じます。
松本を離れて奈良井宿にむかいました。駐車場では蒸気機関車が出迎えてくれ、まちは祭りの提灯をつるすのに大勢の人がでてにぎやかでした。最初は昔の櫛問屋だったという中村屋を見学。通りに面してたくさんのお店が並ぶように間口のせまい奥行きのある建物でした。実際の民家が並び、土産物屋さんだけの宿場町とは違って現在の生活の活気も伝わってくる宿場町でした。
次に駒ヶ根千畳敷カールにむかいました。ところがロープーウェイは行1時間帰り2時間待ちだそうで、みなさん朝5時からいらしてますよという話。今からでは何も見ずにすぐ降りてこないといけないということであきらめて、近くのお寺光前寺と駒ケ根高原美術館をみることにしました。光前寺は鬱蒼とした樹木の中に三重塔や本堂、経堂、講堂などが並ぶ大きなお寺で散策するだけで気持ちが落ち着きました。隣の美術館は現在作家の作品が並びここも落ち着ける場所でした。
二日目のお宿は昼神温泉「石苔亭いしだ」に。食事は大広間を区切った40畳もある部屋に四人の食卓がしつらえられてゆったりといただくことができました。夏祭りでは抽選会、フラダンス、盆踊り、花火などを堪能し、宿にもどれば能舞台の上でうつ神楽という人形と厄除けの舞などの踊りを見学。ぬめりのある岩風呂温泉も楽しめて充実した一日となりました。
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