先日新宮の佐藤春夫記念館で「わんぱく時代」という小説を書いたと知り、さっそく図書館で検索してみると、都道府県別にいろんな作家のものを集めた「ふるさと文学館第36
巻」におさめられているとわかり借りてみました。昭和の少年冒険小説といえば子供たちが小さい頃夢中で読んだ
「ずっこけ三人組」のシリーズですが、このわんぱく時代というのは明治の少年のおなしです。熊野と新宮の少年たちの対立を戦争ごっこで決着をつけようとするなど、おもしろくよみました。なによりついこのあいだ歩いた町が舞台なので、グーグルの写真地図などをみながら、ああ、この公園いったよねとかお城はここかとか、位置関係がよくわかりました。
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